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@way The Taiwan Road.-21 「赤い二輪に跨って」

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★@way The Taiwan Road. INDEX
[2011/07/04]
@way The Taiwan Road.-旅立ち-
@way The Taiwan Road.-1 「出国、入国」
@way The Taiwan Road.-2 「台北へ」
@way The Taiwan Road.-3 「夜市とビール」
[2011/07/05]
@way The Taiwan Road.-4 「台北101」
@way The Taiwan Road.-5 「台北から台中へ」
[2011/07/06]
@way The Taiwan Road.-6 「お手伝いと、右側通行を駆け抜けて」
@way The Taiwan Road.-7 「一中街の再会」
@way The Taiwan Road.-8 「夜を駆け抜けて」
[2011/07/07]
@way The Taiwan Road.-9 「朝の出会い」
@way The Taiwan Road.-10 「晴天の高雄」
@way The Taiwan Road.-11 「砂糖を運んでいた鉄道-序章-」
@way The Taiwan Road.-12 「台湾糖業博物館」
@way The Taiwan Road.-13 「おれんじの冒険」
@way The Taiwan Road.-14 「瑞豐夜市、食べ歩き」
[2011/07/08]
@way The Taiwan Road.-15 「もっと南へ」
@way The Taiwan Road.-16 「南シナ海と台湾最南端」
@way The Taiwan Road.-17 「海浜の余韻」
@way The Taiwan Road.-18 「墾丁大街と出火」
[2011/07/09]
@way The Taiwan Road.-19 「爆走WISHとよく喋る運転手と日本料理の店」
@way The Taiwan Road.-20 「マンゴー・筍・ハイネケン」
[2011/07/10]
@way The Taiwan Road.-21 「赤い二輪に跨って」
@way The Taiwan Road.-22 「埔里にて、紹興酒」
[2011/07/11]
@way The Taiwan Road.-23 「台湾鉄道の旅 -嘉義へ-」
@way The Taiwan Road.-24 「阿里山への酷道」
@way The Taiwan Road.-25 「森林鐡路のおじさんと番犬ニコ」
[2011/07/12]
@way The Taiwan Road.-26 「無念と興奮」
@way The Taiwan Road.-27 「神木物語」
@way The Taiwan Road.-28 「またね阿里山」
@way The Taiwan Road.-29 「彰化扇形庫」
[2011/07/13]
@way The Taiwan Road.-30 「水餃子の味」
@way The Taiwan Road.-31 「非日常の中の、日常」
[2011/07/14]
@way The Taiwan Road.-32 「またあとで」
@way The Taiwan Road.-Epilogue-


2011年7月10日(日)

朝目覚めると、体調の悪さにテンションが下がった。昨日辺りから少し風邪引いたかな?と感じていて、一晩寝て治ってくれと思っていたのだけど、どうやら完全に風邪を引いてしまったようだ。頭が痛く、旅行中とはいえもう少し寝ていたい…。と、そこで相方が僕を起こしにやってきた。「頭痛いわぁ」と言うと、そんな苦しむ僕の姿を満足そうにカメラで撮っていた。そして、「今日行く親戚の家に、おじいさんの古いバイクあるんだけど…」と相方は囁いた。…古いバイク?もしかして、あの日見た魅力的な二輪??自分でも不思議なくらい一気にテンションが上がり、寝床から起き上がった。

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(左)リビングに行くと、相方母とくっくぅさんが待っていた。おはようございます。(右)くっくぅさんが持ってきてくれたお土産。

バイクの話を聞いてテンションが上がったものの、体調不良に変わりない。今日一日はゆっくりして…という思いは少しあったけれど、相方母も「ずっと寝ていたら逆にしんどくなる」と僕を奮い立たせてくれたので、多少無理してでも楽しもうってことで。

今日はミシュランのキャラクター、ビバンダムくんのTシャツ(これを着ているのには理由が…)を着て、1階のリビングへ降りる。一階へ行くと準備万端の相方母と、2日目に初めて会ったくっくぅさんが待っていた。くっくぅさんは僕が風邪だと知ると心配してくれ、さらに日本に持って帰るお土産まで持ってきてくれていた。もうホント、お世話になりっぱなしです。この日いただいたお土産は、バイト先のお土産に。というわけで、朝10時頃、相方宅の車で親戚の方の家へ向けて出発した。

110901-4.jpg車は途中、薬局の前で停まった。相方母が「薬を飲んだ方がいい」と気遣ってくれたので、風邪薬を買いに。相方と車を降り、薬局店内へ。

日本のドラッグストアのような雰囲気で、様々な生活雑貨も置かれている。店員さんに薬を聞く前に相方が僕に、「どこがしんどい?」と聞いてきたので、「頭、鼻、のど…」としんどい部分全て挙げた。そんな全てに効く薬なんてあるわけない…と思いつつも、相方は「頭、鼻、のどに効く薬はないですか?」と聞いたところ、「ありますよ」と店員さんは薬を持ってきてくれた。何やら、頭、鼻、のどだけでなく、筋肉痛にも効くらしい。そんな万能薬を手に入れて車へ戻ると、くっくぅさんがミネラルウォーターをくれた。いやもう、何から何まで…。ありがとうございます。

ちなみに今日は天気が良い。やがて車は高速道路に入り、ビューンの道路を駆け抜ける。

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(左)入手した万能薬(?) (右)くっくぅさんに貰った水。

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高速道路。極端に運転が荒い車はあまり見かけない。けれど、ほとんどの車が車線変更しまくって遅い車を抜かして行く。高速道路周辺の山々は中々壮大。南国の木々もちょくちょく見かけて、日本とは違った趣を感じることができる。

やがて高速道路を降り、見覚えのある道路を走る。今日の目的地は昨日の夜に立ち寄った親戚宅で、そこに加えてさらに違う親戚宅に行く。お店の看板が規則的に並ぶ商店街を抜け、狭い生活道に入る。やがて車が右折したかと思うと、昨日の親戚宅に到着した。そこで目に飛び込んできたのは、風邪によるだるさを一気に吹き飛ばすほど刺激的なものだった。

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親戚宅のおじいちゃん専用SYM CHIN WANG号

こ、これは…。昨日、親戚宅に立ち寄って、親戚の方々と談笑している時の見た、おじいちゃんが跨っていた赤い二輪、SYMのCHIN WANG号!(朝相方に聞いた「古いバイク」はこの二輪ではなく、別の親戚のおじいさんのバイクのことらしい。結局この日は見ることができなかった。)親戚宅には他にも数台かっこいいスクーターがあったけれど、今日の相棒はCHIN WANG号で決定。

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二人乗りができるよう、発泡スチロールの板とざぶとんをゴムで括り付けて…。こういう遣っ付け感が堪らない。CHIN WANG号は4速で運転方法はカブと同じ。Nランプが点灯せず、今何速か分かりにくかったけれど、慣れれば大丈夫でしょう。まぁーしかし、4速は魅力的だなぁ。

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メインスイッチはメーターの近くで扱いやすい…のかな?スイッチをONにして、キックで始動!ブロロン!ボボボボ…と、良い感じの音を響かせる。んー、痺れます。ブレーキのレバーとペダルが異様に扱い難いのも慣れたら大丈夫かな…と思いながら、少し試運転。

僕と相方はこの赤い二輪に跨って、近くの観光名所「日月譚」という台湾の中央に位置する湖を目指す。サイドボックスに手荷物を入れ、再度エンジンを掛ける。…ぷすん。ん?…ぷすん。…あれ?さっきは一発始動だったエンジンが掛からない!と思ったら、メインスイッチを入れ忘れていた…。親戚の方々に笑われながら出発。お、お恥ずかしい。

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ブーン!と日月譚へ向けて出発!

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少し険しい山道を走り、観光客で賑わう「日月譚孔雀園」という場所にやってきた。適当な場所にCHIN WANG号を停める。

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日月譚孔雀園に到着。何やら鳥類の鳴き声が聞こえる…。

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孔雀!

孔雀園と言うのだから、孔雀がいる。本物の孔雀なんて、見るのは何年ぶりだろうか。こんなに美しい鳥が存在していることがすごく不思議だ。孔雀の頭の鶏冠(とさか)が可愛かった。いいねぇ。

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オス(鮮やかな方)が必死にメスにアピールするけれど、無視されてるっぽかった。メスは何だかクールだねぇ。

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孔雀を見て、再びウネウネの山道を進む。通学で通る道はこんな感じなんだよ、と相方に話したり、道路から見える景色の良さに感動したり。やがて僕らは、日月譚のロープウェイ乗り場に到着した。

ガードマンに誘導され、二輪の駐車スペースにCHIN WANG号を停める。ここからはロープウェイに乗って日月譚観光を。

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何やらワンピースのイベントを行っていて盛り上がっている。人気あるなぁ。

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(左)ロープウェイのチケットを購入。(右)ロープウェイを待つ人の列に並ぶ。

ロープウェイからは日月譚が一望できるらしい。早速乗ろうとロープウェイ乗り場でチケットを買い、列に並ぶ。ワンピースのイベントを行っていて、ロープウェイもワンピースのキャラクターで彩られている。ロープウェイ1台にキャラクター一人が描かれていて、子供たちにとっては誰のロープウェイに乗るか、ワクワクするだろうなぁと思いながら、僕も少しワクワクしていた。結局乗り込んだロープウェイは、どのキャラクターも描かれていない普通のロープウェイだった。

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そんなロープウェイに乗車し、景色を堪能する。周辺の山々を越える形でロープウェイが造られているので、景色は中々壮大。ここで乗り合わせた女性に記念写真を撮ってもらった。その写真が下手すぎてびっくりした。

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(左)ロープウェイの終着駅に到着。(右)お土産屋さんなんかも見て…

ロープウェイの旅は10分ほどで、短時間ながらもそこからの景色は素晴らしかった。ロープウェイの終着駅にある九族文化村という場所でワンピースのイベントを行っているらしい。僕らは少しだけお土産屋さんをウロウロして、またロープウェイの乗車口へ向かった。

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(左)現在地を示す地図がモニターに。今いる場所は台湾のど真ん中だ。(右)帰りのロープウェイに乗る。

行きのロープウェイは記念写真を撮ってくれた女性とそのお父さん(?)、あとおじさんが二人乗り合わせたけれど、帰りのロープウェイは少し空いていたので2人だけで一台のロープウェイに乗れた。しかも、ワンピースのキャラクターが描かれている車両じゃないか!(因みにサ○ジ)。そんなロープウェイに乗り込み、始発駅へ戻る。

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ロープウェイから眺める日月譚。素晴らしい。

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始発駅に戻り、CHIN WANG号の元へ戻る。次なる目的地へ向けて、ブーンブブブと走り出す。日月譚を取り囲むようにウネウネの道路が続いている。ギアをチェンジしながら、ボボボボと進んで行く。途中、相方にギアチェンジについて語っている最中、後続車に抜かされた。四輪の後ろを付いて行った方が楽だし、まぁいいか。

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山道を抜けると少し町っぽいところに出たので、コンビニで休憩することに。前回も購入したミニッツメイドのジュースと、阿里山のお茶、あとお菓子を少々。コンビニの休憩スペースで食べた。

CHIN WANG号のお陰で、体調不良のことをすっかり忘れていた。楽しさが体調不良に勝るぐらい、楽しい。休憩も済ませ、再びCHIN WANG号の元へ。サイドボックスに荷物を入れ、出発。出発直後、少しひやっとした場面があったけれど、再び山道をブーンと進んでいく。

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山道を走っていると、日月譚を眺めることのできる場所を見つけたので少し停車。天気も良いし、最高だ。

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というわけで、また少し走って次なる目的地へとやって来た。少し小高い山へと続く歩道の前に二輪を停められるスペースがあったので、CHIN WANG号をここに停めた。

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ここからは少しウォーキング。せっせ、せっせと上を目指して歩いて行く。体調の悪さはこの時はあまり影響しなかったけれど、とにかく暑い。上に近づくにつれて、塔のような建築物が見えてきた。

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慈恩塔(ツゥーアンタァー)

白砂の上に聳える塔、慈恩塔。これは、かの蒋介石が自らの母に対する感謝の意を表して建てたものだそうで、同時に国民に孝行の大切さを示している。(参考サイト:http://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003114&id=2521)いやー、暑さと運動不足が祟り、ここに来るまでに体力消耗。暑さ凌ぎに塔内部へ…。塔の中は中々涼しかった。…ん?塔の中に階段が…これ、上るの?

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上る!上る!

もちろん、上ります。階段の段数を数えながら上ったのだけど、何段だったか忘れた。階段を上り切ると銅鐸があり、それをゴーンと鳴らして登頂完了。うっしゃ!

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塔の上からの眺めは、言うまでもなく素晴らしかった。日月譚の方を眺めると上画像のようになっていて、反対側は深い山々で壮大な風景が広がっている。息を切らして上ってきた甲斐があった。

慈恩塔を下りて記念撮影をしてから、塔の前にあった宮殿式の建物を見学。その後少し離れたところにあったトイレに行った。このトイレが本当に結構離れた場所にあって、トイレに行く人は大抵「なんでこんなに離れてんねん」みたいな文句を言いながら行っていた。

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慈恩塔の見学も終え、行きは上って来た道を下る。下りきるとCHIN WANG号を停めている場所に辿り着く。そこには二輪だけでなくちょくちょく四輪も停めてあって、その中に青いミニクーパーがいた。台湾でも結構走ってるんだぁ、なんて思いながら、僕らは赤い二輪に跨る。

慈恩塔を出発すると、これまで来た道を引き返す形で走る。つまり、ここから一気に出発地点である親戚宅へ戻るというわけだ。ウネウネの山道を駆け抜けたり、ミラーに映る僕らの姿を撮ったり。ブーンブブブとCHIN WANG号は駆け抜ける。

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道中のんびりと走るトラックが目の前に現れた。僕らもその後ろをのんびりと走る。周辺は南国の木々、道の良い雰囲気。ゆっくりと、全てを吸収するように走らないと勿体ないから。

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やがてCHIN WANG号の日月譚の旅が始まった親戚宅へと戻ってきた。CHIN WANG号のオーナーであるおじいさんがいたのでありがとうございましたと言うと、どうやら相方母や他の方々は他の親戚宅へと行っているようだ。そんなわけで僕らもそこへ向かう。ここからはすぐなので、再びCHIN WANG号に跨って、ブーンと出発する。

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親戚宅に到着すると、何となく見覚えのある場所だなと思い相方に聞いてみると、「写真で見せたことある場所だよ」と言った。はー、ここかぁ。以前相方に親戚宅で撮った写真を見せてもらったことがある。その写真を撮った場所がここ、というわけ。何となく感慨深い。そして不思議な気分だ。

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(左)イェンイェンにプリンをあげる相方。(右)親戚の方々と、僕。

親戚宅には昨日出会ったイェンイェン達もいて、相方の親戚が大集合していた。その中でも最年長のおじいさん、おばあさんに、特に歓迎された。僕が日本人だと分かると、少し日本語を話してくださった。また僕は、この国で日本語を話す人と出会った。

親戚の方々の談笑を聞きながら、僕は家の中を見渡す。まるで映画「トロッコ」に出てきたような雰囲気。たくさんの物があって、年季が入っていて、1つ1つのものが大切にされている感じ。ここに、僕がいる現実が不思議で仕方がない。そういう感覚にはこの旅の途中、何度か陥る。

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そんなことを考えていると、昨日は僕を若干避けていたイェンイェンがプリンを持ってきてくれた。わー、ありがとう!僕にプリンをくれたイェンイェンだったけど、結局相方からプリンを食べさせてもらっていた。非常に可愛い光景だった。いいねぇ。

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(左)イェンイェンと弟と遊ぶ僕、僕のお土産で遊ぶイェンイェン。(右)さて、帰ろう。

隣の部屋に行くと、テレビが点けてあり、中学生の野球大会が中継されていた。見たことのあるユニホームだなと思ってよく見てみると、なんと日本と台湾の試合だった。国際試合的な感じだったのか。さらにテーブルの上には僕が関空で買ってきた煎餅が置いてあり、イェンイェンが興味津々で、僕はその近くでもぞもぞと可愛らしく動くイェンイェンの弟くんと遊んだ。彼は必死に逃げようとしていたように思えたけれど…可愛かった。

そんな楽しいひと時も終わりが近づき、親戚宅を出発する時間になった。僕と相方は再びCHIN WANG号に乗り、相方母の運転する車の後ろを付いて行く。ありがとうございましたとお礼を言い、ブーンブブブと走り出した。親戚の皆さま、本当にありがとうございました。

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CHIN WANG号で駆け抜けた、台湾の空気感。僕はまたここに来たいと思った。

| @way The Taiwan Road.(11/07/04-14) | 23:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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