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@way The Taiwan Road.-25 「森林鐡路のおじさんと番犬ニコ」

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★@way The Taiwan Road. INDEX
[2011/07/04]
@way The Taiwan Road.-旅立ち-
@way The Taiwan Road.-1 「出国、入国」
@way The Taiwan Road.-2 「台北へ」
@way The Taiwan Road.-3 「夜市とビール」
[2011/07/05]
@way The Taiwan Road.-4 「台北101」
@way The Taiwan Road.-5 「台北から台中へ」
[2011/07/06]
@way The Taiwan Road.-6 「お手伝いと、右側通行を駆け抜けて」
@way The Taiwan Road.-7 「一中街の再会」
@way The Taiwan Road.-8 「夜を駆け抜けて」
[2011/07/07]
@way The Taiwan Road.-9 「朝の出会い」
@way The Taiwan Road.-10 「晴天の高雄」
@way The Taiwan Road.-11 「砂糖を運んでいた鉄道-序章-」
@way The Taiwan Road.-12 「台湾糖業博物館」
@way The Taiwan Road.-13 「おれんじの冒険」
@way The Taiwan Road.-14 「瑞豐夜市、食べ歩き」
[2011/07/08]
@way The Taiwan Road.-15 「もっと南へ」
@way The Taiwan Road.-16 「南シナ海と台湾最南端」
@way The Taiwan Road.-17 「海浜の余韻」
@way The Taiwan Road.-18 「墾丁大街と出火」
[2011/07/09]
@way The Taiwan Road.-19 「爆走WISHとよく喋る運転手と日本料理の店」
@way The Taiwan Road.-20 「マンゴー・筍・ハイネケン」
[2011/07/10]
@way The Taiwan Road.-21 「赤い二輪に跨って」
@way The Taiwan Road.-22 「埔里にて、紹興酒」
[2011/07/11]
@way The Taiwan Road.-23 「台湾鉄道の旅 -嘉義へ-」
@way The Taiwan Road.-24 「阿里山への酷道」
@way The Taiwan Road.-25 「森林鐡路のおじさんと番犬ニコ」
[2011/07/12]
@way The Taiwan Road.-26 「無念と興奮」
@way The Taiwan Road.-27 「神木物語」
@way The Taiwan Road.-28 「またね阿里山」
@way The Taiwan Road.-29 「彰化扇形庫」
[2011/07/13]
@way The Taiwan Road.-30 「水餃子の味」
@way The Taiwan Road.-31 「非日常の中の、日常」
[2011/07/14]
@way The Taiwan Road.-32 「またあとで」
@way The Taiwan Road.-Epilogue-


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結局阿里山に到着したのは15時を過ぎていて、土砂降りの中バスから降車した僕らはまず民宿に向かった。民宿はバスを降りるとすぐ目の前にあり、民宿に入るとすぐ部屋の鍵を受け取って部屋に向かった。車酔いこそしなかったけれど、酷い山道に3時間ほど揺られたので結構疲れた。相方は少し酔ってしまったみたいで、ちょっとしんどそう。部屋は2階。階段を上って2階に上がり、線香の匂いが充満する廊下を進むと部屋があった。

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(左)部屋の様子。ベッドの上の布団の畳み方が特徴的だ。(右)気圧で膨れた堅あげポテト。

部屋に入ると、まず目に飛び込んできたのが特徴的な畳まれ方がされた布団。この民宿を予約する際にホームページで部屋を確認した時、この布団の写真があった。伝統的(?)な畳み方のようだけど、布団が厚いのでちょっと不細工だ。本来はもうちょい薄めの布団で畳むらしい。

荷物を置いて、バッグを開けると堅あげポテトが気圧で膨れていた。山を上る前と比べたら一目瞭然だ。それだけ山の上に来たということだろう。荷物を整理し、ちょっと腹が痛くなってきたのでトイレをして、ちょっと休憩してから近くのセブンイレブンへ行くことに。山の上、かつ雨ということもあって、外は結構気温が低い。長袖に着替えて外へ出た。

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ここに来るまでに結構疲れた。ぷはぁ。

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旅館前には森林鉄道の機関車の立派な模型が。

旅館の人に傘を借りて、近くのセブンイレブンへ向かう。近く…というかほぼ隣。お店の前に置かれていたOPENちゃんの人形に萌えながら、店内へ。そういえば結構お腹が空いている。外は寒いし、何か暖かいものが食べたいなぁ…と、美味しそうなカップ麺を発見。店内には阿里山観光記念のスタンプなんかも置かれていて、僕はそれを旅程に押した。

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旅程に記念スタンプを押す。

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というわけでカップ麺と阿里山の烏龍茶を購入。この烏龍茶は昨日も買った。いやー、しかしこの時食べたカップ麺が異様に美味しかった。雨が降り、見えるはずの山景色はほぼ霧で、そして寒い。そんな中、お店の前のベンチに座って食べる暖かいカップ麺は最高だ。

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(左)民宿に戻って明日の散歩コースの説明を聞く。(右)神木の説明で、檜のカットモデル登場。

カップ麺を食べ終え、一旦民宿に戻り、民宿の人から明日歩く予定の阿里山の散歩コースについての説明を聞いた。僕も一緒に聞いていたのだけど、全然分からないので散歩コースの地図をずっと眺めていた。散歩コースには神木と呼ばれる何千年前からある木々が存在し、それを巡るコースになっている。神木の説明で檜のカットモデルを見せられた。ものすごい檜の香りがする。

説明を聞き終え、パンフレットをいくつかもらって再び外にでる。雨は少しマシになったよう。もう山を散策できる時間ではないけれど、折角なので周辺を散歩しよう。

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民宿やセブンイレブンの前はこのように駐車場広場になっていて、その周辺に観光案内センターやお土産屋さん、郵便局などがある。

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広場近くからさらに上に上がる階段を上ると…

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阿里山森林鐡路 阿里山駅

阿里山森林鐡路の阿里山駅がある。木造の立派な駅舎で、なおさら森林鉄道でここまで来たかった…。乗ることはできなかったけど、せめて車両を見ようってことで、駅の中へ。

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(左)阿里山駅ホーム。(右)動態保存されている蒸気機関車。

駅舎に入ると数人観光客がいて、走っていない森林鉄道を残念がるように、壁にあった森林鉄道の写真の前で記念撮影をしている人もいた。ホームへは改札口が閉まっていて入ることができなかったけれど、駅2階から線路に留置されている車両の様子を観察することができた。ここでiPadで写真を撮っている人を見かけた。それでも、満足な写真を撮れるほどの環境ではなく、余計に森林鉄道に乗れないことが残念に感じられた。

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阿里山駅を後にして、パンフレットに書かれた「車庫」の文字が書かれた場所に向かうことに。せめて車両を間近で見たいなぁ。そんな淡い期待を抱き、坂道を進んで行くと…

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ワンワンワンワンワンワン!!!!!

わわわわ!車庫の入口手前でいきなり犬に吠えられた。ちょっとだけ見せてよぅーと言っても、無理っぽい。もちろん勝手に入るような真似はしないけれど、残念だ。魅力的な車両が奥に見えている。仕方がないので、引き返す。だけどどうしても諦めきることができなかったので、駐車場広場にある観光案内センターで車庫の見学ができないかを聞きにいくことにした。

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が、駐車場弘広場に戻ってきて観光案内センターに着くと、なんと閉まってるやん!テンションが下がりながら、再び周辺を散策。何やら目立つ建物があったので、行ってみることに。

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その目立つ建物というのが、この阿里山の郵便局。別に用はないけれど、外観に惹かれたので写真を撮った。相方の話によると、ここの郵便局でこの旅行中何度かお世話になっているくっくぅさんのお父さんが働いていたそうだ。この山の上が勤務地ってすごい!

と、ふと駐車場広場の方に目をやってみると、さっきまで閉まっていた観光案内センターが開いているではないか!

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相方曰く、「観光案内の人、お弁当買いに行ってたんじゃない?」とのこと。そんなんで閉めていいのかよ!って感じだけど、まぁいいか。観光案内センターは本当に開いていて、早速中へ。

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(左)観光案内センターにあった記念スタンプを押して…(右)案内所の人に車庫の確認をしてみる。

観光案内センターの中にはたくさんの記念スタンプが置かれていて、それを全て旅程に押した。記念スタンプが増えて行く@way The Taiwan Road.の旅程表、これがまた旅の記念、大切な記憶になっていく。スタンプを押した後、早速案内所の人に車庫の見学ができないか確認してみた。結論からすると全然OKで、しかもさっき吠えられた犬に関しては、「あー、あの子(犬)はすごく大人しいから、大丈夫だよ」との返答が。嘘やん!と思ったけれど、車庫の見学は可能とのことなので、もう一度リベンジしに車庫へ行ってみることに。案内所のおじさん、色々と教えてくださりありがとうございます。

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案内所を出て再び車庫へ。その途中、ナンバープレートに「連長」と書かれたスクーターを見た。これこそ、長の特権なのかな。ちょっとかっこいい。

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さてさて、今度こそ見学を目指して、いざ車庫へ。前には僕らと同じように、車庫の見学に来た観光客が3人ほど歩いている。

車庫の入口に到着すると、さっきと同じように犬に吠えられた。わわわ、絶対無理やん!と思っていたら、車庫の建物からおじさんが一人登場。吠えまくる犬を宥めて、そして僕らに「入っていいよ」の一言。や、やった!

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(左)森林鐡路のおじさん登場。(右)番犬"ニコ"を宥めるおじさん。

おじさんはやがて吠えまくる犬を宥めにかかっていた。少しおじさんが襲われているように思えたけど、無事宥めるのに成功。ちなみにこの犬は"ニコ"という名らしく、メスとのこと。いやー、ニコの元気っぷりには少しビビったけど、名前を知ったら可愛く見えるもんだ。ニコー、車庫を見学させてもらいますよ。

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31号機

はじめに目に飛び込んできたのが、今までに見たことのない形状の蒸気機関車、31号機。この後給水シーンなんかも見せてもらった。動いている姿を是非見てみたかったし、もっと言えば乗りたかったけど、もうここに来れただけで満足だ。おじさんにさらに許可を得て、車庫の中に入らせてもらった。

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は、鼻血が…。撮影中、おじさんは他のおじさんと喋っていたようだけど、途中から相方とずっと喋っていた。そこで犬の名前を教えてもらったり、近々日本の大井川鉄道の関係者がここに来る…みたいな話も聞いた。ここで日本の鉄道の名を聞くとは思わなかった。国と国とのつながりを垣間見た気がする。というわけで、僕は撮影、撮影。

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DL-39とDL-31

これはもう…魅力的すぎて困る。このような機関車が阿里山をボボボと走っている姿、見てみたいなぁ。森林鉄道の運転が再開されたら、絶対リベンジだね。

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DL-39の隣には客車が停まっていたり…

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DL-25と貨車

車庫から少し離れたところにはDL-25が貨車を連結して留置されていたり。

辺りは霧。雨の音と、雨に濡れる線路、そして魅力的な機関車と、今僕がここにいる現実。この現実が幻のように思えて、信じられなくなる。この時の情景は、一生忘れることはないだろう。

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撮影に夢中になっていて、気が付けば結構暗くなってきていた。おじさんと記念撮影をしたかったけれど、「上の人にばれちゃぁまずいから…」と断られてしまった。まぁそれは仕方がありません。おじさんには迷惑をかけたくないので、僕らはそろそろ民宿に戻ることにした。おじさん、車庫の見学を案内してくださったり、色々教えていただきありがとうございました。ニコも、元気でね。君も森林鉄道を守っている一員なんだなぁ。

おじさん、「ありがとうございました」と言って別れてすぐ、おじさんが再び僕らの元にやって来た。おじさんは「お土産をあげよう」と、阿里山森林鐡路限定のお茶を僕らにくれた。わわわわ!もうホント、何から何までありがとうございます。

いつか、必ず阿里山の森林鉄道に乗る。僕はそう心に誓った。

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車庫の見学を終え、民宿に戻る前にセブンイレブンへ。さっきカップ麺を食べたところだけど、また後で部屋で何かを食べたくなるだろうから何かを買いに。上の写真は、ここのセブンイレブンが台湾で一番高所にあるセブンイレブンであることを示すもの。OPENちゃん、可愛いなぁ。

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店内のポテト達は気圧でパンパンに。これもまた、高所のコンビニならではの光景。パンパンに膨れ上がって、陳列が面倒そうだ。とりあえず海苔のお菓子とコーヒーを買った。

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民宿に戻って…

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(左)部屋に戻って、おやつタイム。(右)食後のデザートにマンゴーも。

部屋に戻って、画面の調子が悪いテレビを見ながらさっき買った海苔のお菓子(ワサビ風味)と、持参した堅あげポテトを食べた。食後は、相方が先日買ったマンゴーを持ってきていたので、ナイフを民宿の人から借りてきて、さくさく切って食べた。お菓子を食べた後、若干お腹の調子が悪かったけれど、マンゴーを食べたら何だかお腹の中がすっきりした。もうホント、心からマンゴーは美味しいと思う。

そんなこんなで今日は早めに寝よう。明日の起床時間は、2時半。は、早すぎる。

| @way The Taiwan Road.(11/07/04-14) | 00:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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