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@way The India Road.-13 「ガンガの夜明け、浮かぶ太陽」

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■@way The India Road.INDEX

[2011/09/10(Sat)]
@way The India Road.-1 「香港経由」
@way The India Road.-2 「クラクションの歓迎」

[2011/09/11(Sun)]
@way The India Road.-3 「誰かの朝へ」
@way The India Road.-4 「塔と門」
@way The India Road.-5 「赤砂岩の砦」
@way The India Road.-6 「チャンドニー・チョウク」
@way The India Road.-7 「裕福なインド人」
@way The India Road.-8 「軌道上は夕刻へ」

[2011/09/12(Mon)]
@way The India Road.-9 「ヒンドスタン平原の朝」
@way The India Road.-10 「映らぬ水面」
@way The India Road.-11 「物売りの少年」
@way The India Road.-12 「月下、始まる祈り」

[2011/09/13(Tue)]
@way The India Road.-13 「ガンガの夜明け、浮かぶ太陽」
@way The India Road.-14 「路地裏に牛」
@way The India Road.-15 「印象-混沌のベナレス-」
@way The India Road.-16 「人力車の冒険」
@way The India Road.-17 「優しいインド人」

[2011/09/14(Wed)]
@way The India Road.-18 「タージ・マハルを見た日」
@way The India Road.-19 「虹」

[2011/09/15(Thu)]
@way The India Road.-20 「ファテープル・シークリーにて」
@way The India Road.-21 「ピンクシティ」
@way The India Road.-22 「象のタクシー」

[2011/09/16(Fri)]
@way The India Road.-23 「風の宮殿」
@way The India Road.-24 「逆走」

[2011/09/17(Sat)]
@way The India Road.-25 「軌道上の灯」


2011年9月13日(火)

―長い一日が、今始まる。―

4:30頃、携帯のアラームが鳴った。こんな早くにアラームが鳴って少し冷静になってから、改めて今日の旅程を思い出す。何とか体をムクッと起こし朝の支度を。山本さんもムクムクッと起きてきた。さくさくっと準備を済ませホテルのロビーへ。今日は4:55集合の5:00出発。中々ハードなスケジュールから始まる朝である。

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(L)出発の5:00。今日もバスに乗り込みいざ出発。(R)バスを下りたのは、ガンジス河近くの交差点。

ロビーでツアー参加者らが集合しきったところで、僕と山本さんはとりあえず安心した。というのも昨日、夜のベナレスへ勝手に繰り出し、ラムさんに心配をかけまくった女性2人組みが普通に集合していたからだ。女性2人が無事に帰って来たことよりも、ラムさんに迷惑がかからずに済んだことに安心した。そんなわけでツアー参加者全員集合したところでバスに乗り込み本日の観光開始。今日は、聖なる川「ガンガ」の沐浴見学から旅が始まって行く。

朝5:00とあって昨夜溢れんばかりの人でてんやわんやだったベナレスの通りも落ち着いた様子だ。それでもこれから沐浴をしに行く人や仕事の準備をする人なんかで人通りはそれなりにある。5:10頃、バスは車が入って行ける通りの限界に到着し停車。交差点のような場所で下車し、ここからは歩いてガンガへと向かう。ちなみにガンガ(ガンガー)とはガンジス河を神格化した呼び名で川自体もそう呼ぶ。

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早朝の落ち着いた雰囲気のベナレス。これまでのベナレスとは違う雰囲気で妙な感じだ。

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きっと昨日プージャを見学に行った際に通ったであろう通りを歩きガンガへと向かう。昼間は暑過ぎるベナレスの街も、朝はひんやりしていて過ごしやすい。路上では眠っている人や、牛が通り過ぎて行く。

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見覚えのある景色に出て、もうガンガは目の前だと分かった。ここから先の質素な造りのお店が立ち並ぶ狭い通りを抜ければガンガのガートに出る。人生初の沐浴はもう目の前だ。

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チャイの店

と、その前にラムさんがチャイの店に寄り、参加者らに暖かいチャイの差し入れが。忘れられないインドのチャイの味。朝から嗜めるとは。ありがとうございます、ラムさん。お店は朝からたくさんの人で盛り上がっており、チャイを飲んでいる人も結構いた。

まるで日本酒のお猪口のようなカップでクイッと。飲んだ後、そのカップの回収方法がまるでポイ捨てのように手荒だった。

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いただいたチャイ。朝の空気を味わいながら。

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チャイを嗜み再び歩きだす。ガンガはもう目の前で、空も夜明け前らしい仄かな青色に染まり始めている。

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バスを降りてから15分ほど経った5:25頃、ガンガのガートに出た。朝靄で対岸の見えないガンガが見える。

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階段状のガートを下りるとたくさんの人で賑わっていた。インド・ベナレスの「ガンガの沐浴」がまさに目の前で展開されているようだ。

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ガンガの沐浴

とりわけ沐浴をしている中で目立つのは肥満太りしたインド人のおじさんの腹と、濁った川の水。沐浴をしている人は皆ザバザバと川の水を浴び、そして手を合わせている。もう1枚アップしようか迷った沐浴の写真があるのだけど、それには中年太りしたおじさんの腹があまりにも大きく写り過ぎているため控えた。何となく。

インド人と同じようにザップリと沐浴をしている観光客は見かけなかったけれど、足だけ浸かっている日本人っぽい観光客を見かけた。自分も足だけなら…と考えたけれどラムさんに止められ、結局ガンガの水に触れることはなかった。それでも、とりあえず沐浴をしているようなフリをして記念撮影を。

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(L)ガンガ近くで物乞いする人々。(R)狭い路地裏を進みボートの場所へ。

沐浴を見学した後はガンガに上る朝日を見るため違うガートに向かう。ちょっとでもガンガの水に触れたらよかったかなぁと若干後悔しながら今いるガートを離れ、物乞いする人々を横目にラムさん先導で狭い路地裏の道を歩いて行く。我らが添乗員ラムさんがいるものの、混沌としたベナレスの路地裏はちょいと怖い。狭い道のど真ん中に牛がいたりして、ラムさんが「怒らせないように」なんて言うから余計に気を使う。そんな路地裏の道を進んでいくと、昨日プージャを見学した場所と同じガートに出た。空は大分明るくなっているが、太陽はまだ上がっていないようだ。

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牛。結構路地裏にいてびっくりする。

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路地裏を抜けると昨日のガートに出た。

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ガンガに上る朝日を見るのはガンジス河上に浮かべられた小舟から見るそうで、ボート担当っぽいおじさんがガートにボートを寄せて僕たちツアー参加者達を迎えてくれた。昨日の夜に引き続き乗るボート。相変わらず乗る瞬間が本当に怖い。

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ここのガートでも沐浴をしている人がたくさんいた。楽しそうに漫談するおじさん達を見ながら、僕らはボートに乗り込んだ。

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ガート

ガートは上写真のように階段状になっていて、川まで下りて沐浴や洗濯ができるようになっている。そもそもガンガの沐浴はヒンドゥー教徒が1日の始まりに行うもので、罪を流し功徳(くどく)が増すと信じられているそうである(Wikipedia参照)。不衛生不衛生と名高いガンガの水質だが、ザブッザブッと水を浴び清々しそうに手を合わせる巡礼者の姿が忘れられない。

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そんな光景を脳裏に焼き付けられながら、僕らの乗るボートはざぷっざぷっと次第にガートから離れて行った。ボートは他のボートやガートとロープで結ばれており、それをボート係のおじさんが引っ張ることによって動き出した。

ラムさんによれば、本来ならばガンガへボートを漕ぎながら繰り出し朝日を見る予定だったのだが、川の水量が増していて危険なため、ガート近くでロープで固定されたボート上から朝日を見ることになったそうだ。

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そんなわけで、ガンガの上ではあるけれどガートから程近いボート上で朝日を見ることになった。それでも、今ガンガの上にいることに違いはない。柱に描かれた神様の絵が印象的だ。

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ボートからボートへ移動し、朝日を見れる場所へ。朝日が昇るのも時間の問題だ。

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ボート上には観光客だけでなく、花売りの女の子も。

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ガートから一番離れたボートに着き、次第に明るみを増す空を眺める。そして太陽は、急に出現したかのように対岸に浮かび始めた。

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ガンガの夜明け

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こんな朝日は見たことが無い。徐々に顔を出すような朝日ではなく、本当に急にそこに浮かび上がったように現れた太陽。ガンジス河の対岸に続く大陸や大気の影響からだろうか。

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ガンガの朝日を撮るOさん。他の参加者の皆さんも朝日の様子や記念写真を撮っていた。例によって僕と山本さんもラムさんに写真を撮ってもらったり。

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ガンガの夜明け、浮かぶ太陽に感動した。

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(L)ガートへ戻る。(R)沐浴する人は未だ途絶えなかった。

太陽もどんどん昇り空はすっかり明るくなった。6:10頃、ガートに帰還。30分ほどガンジス河に浮かぶボートから朝日を眺めていたことになる。ガートでは相変わらず沐浴をする人で賑わっている。

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この日見たガンガの夜明けを、今この記事を書きながら思い出している。

| @way The India Road.(11/09/10-17) | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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