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@way The Vietnam Road.-1 「無計画」

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◼︎@way The Vietnam Road. Index

[2012/09/15(Sat)]
@way The Vietnam Road.-1 「無計画」
@way The Vietnam Road.-2 「異国の寝台列車」

[2012/09/16(Sun)]
@way The Vietnam Road.-3 「雨上がりの朝」
@way The Vietnam Road.-4 「ビーチを歩いて」
@way The Vietnam Road.-5 「スコール」

[2012/09/17(Mon)]
@way The Vietnam Road.-6 「サンライズ・バックパッカー」
@way The Vietnam Road.-7 「ニャチャンの朝」
@way The Vietnam Road.-8 「チョコレート・ファイター」
@way The Vietnam Road.-9 「オートバイ・ファイター」


2012年は社会人1年目の年であり、実質的な売上を担っているわけでもなく、比較的余裕のある部署だったので可能な限り海外に行こうと思っていた。2年目からはとんでもない部署に飛ばされたけれど。

8月には台湾に行き、そしてそれから僅か20日後、僕は3連休に無計画でベトナムに行こうと決めた。勿論ある程度行きたいところをしっかりと決めたかったのだけど、「余裕のある部署」とはいえ仕事は仕事。平日にそんなことを考える時間は無く、結局ホーチミンまでの航空券のみを購入し当日を迎えた。

ちなみにベトナムに行った9月に続き、10月には韓国に初めて行った。後にも先にも、3ヶ月連続で海外に行けるチャンスはもう二度とないだろうなぁ。


2012年9月15日(土)

平日と同じ時間帯にアラームをセットしていたものだから、起床してまず「うわ、今日も仕事か」と出勤前の感覚で目が覚める。今回は特定休日的なものを3連休にくっつけたものの、やっぱり急にベトナムに旅立つというのは結構キツイかも…と考えながら、適当に朝食を食べ、今までで一番軽いバックパックを背負い、登山グッズの店で購入した帽子を被り出発した。

いつもの通勤時と同じ道を歩く。酒屋の前で朝からワンカップを飲んでいるじいさん、その前を通過していく犬の散歩をするおじさん。到着したいつもの地元駅が、今日は旅立ちの駅となる。7:04快速木津行きに乗車。途中尼崎で乗り換え大阪へ。7:40発関空快速に乗り、いつもの外回りのエリアを通過していく。松原線の高架、阿倍野のビル…、8:30過ぎ、関西空港駅に到着した。

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関西空港に到着。

3連休の始まりなので旅行客で賑わっている。駅の改札口を出てベトナム航空の出発口を確認。早速搭乗手続きを行うため、南出発口側の搭乗カウンターへ向かった。

少しだけバックパックの調整を行いカウンターの列に並ぶ。目の前には僕のような旅スタイルの男性、そしてあれは懐かしきインド旅行でお世話になった旅行会社「ファイブスター」のタグを付けた女性2人組が並んでいる。

とまぁ、今まさに無計画で海外へ飛び込んでいくという「憧れの旅」スタイルを実現しようとしているのだが、不安要素もいくつかあった。まず「リコンファーム」という行動をどうすべきかという問題。「リコンファーム」って何よ、という段階からスタートしたわけで、事前にネットで検索してみた結果、どうも必要のようだった。(現時点ではベトナム航空は不要であるとの情報も。とはいえ、リコンファームが必要か不要であるかは事前に確認する必要あり。) 受付カウンターでリコンファームについて「必要っすかね?」と聞いてみると、JALの女の人が「ツアーですか?あ、個人旅行?なら、した方が確実ですね。」と、その女の人が「ベトナム航空」と書かれたノートを開き、現地オフィスのTELをEチケット控えに書いてくれた。ありがとうございます…え、でもどうすんの?という感じだったが、まぁ現地で確認しよ…と。

搭乗手続きを済ませ、トイレに行った後「万が一のお金」として¥10,000をUSドルに両替しておいた。ベトナム・ドンは両替できるのかな?と、ドルを両替したみずほ銀行の両替所の用紙を見たところドンの表示はなく、できないっぽかった。ベトナム・ドンへの両替も現地での作業となる。ドルへの両替を済ませ、手荷物検査、出国手続きをサクサクっと済ませ、31番出発口へ。小腹が空いたので売店でお菓子とジュースを購入。10:00前搭乗が開始。一通り搭乗する人の波が過ぎ去ってから僕も搭乗。さーて、ちょっくらベトナムへ行ってきます。

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ベトナム航空 VN321便 ホーチミン行き

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(L)搭乗前に小腹が減り、ちょっとしたものを購入。(R)2010EXPOのロゴが入った派手なデザインの中國東方航空の機体。

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(L)離陸して間もなく、簡単なおつまみが。(R)程なくして機内食。茶そばとか、赤大福とか。

機内はやけに暑く、窓側のシートだったため日光をまともに受けて余計に暑かった。平日は普通に仕事をし、週末にベトナムに行こうというものだから、疲れが溜まっていたのか離陸前に爆睡。気がつくと飛行機は空の上という具合だった。離陸して30分を過ぎた頃機内食が運ばれてきたが、この辺りからやたらと気流が不安定となり、アナウンスでは「安心です」的なことを言うが結構揺れている。揺れすぎて機内食が食べれない。

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機内では爆睡。目を覚ますと、眼下に泥色の河が流れていた。

ベトナムの日本との時差は2時間。フライト時間は6時間程だったが、真昼間のフライトにも関わらず機内が真っ暗になり睡眠モードになったのは驚いた。おかげで機内では爆睡でき、気がつくと眼下をアジアらしい泥色の河が流れていた。現地時間14:00頃、機体はベトナムの地に着陸。タイガーエアウェイズの機内が窓の外に見えた。

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(L)アオザイを着た女性。ベトナムに到着したことを実感させる。(R)タクシークーポンを購入したのだけど…。

とんでもない長さのウ⚪︎コをした。学生の頃、大学近くの駅のトイレで放出したもの以来の長さだった。その時はあまりの長さに流れるまで少し時間が掛かり、今回は日本よりもトイレ事情がよろしくないベトナム…一瞬で流れ去って驚いた。

トイレを済ませ、空港の出口へ向かう「動く歩道」を進む。すぐに「All PassPort」と書かれた入国審査所があった。人は少なくすぐに自分の順番に。この時どうやら帰りのチケットを見せなければならないらしく、一瞬焦ったがEチケット控えを見せて何とか通過。階段を下りると荷物を受け取る場所があり、アオザイ姿の女性も数名見かけた。あぁ、ベトナムに来たんだなぁ…と余韻に浸っていると、激しい音を立てながら流れてくるスーツケース達に紛れて僕のバックパックも現れた。

X線に荷物を通し外に出るとインフォメーションや外貨両替、TAXI案内所等があった。バックパックに手荷物を詰め、とりあえず両替を行う。インドでの反省を活かし、できる限り細かく両替をしてもらおうとお願いしようと思ったが止めた。…というかどう伝えるか分からなかった。自分の語学能力の低さに呆れる。が、両替をして渡された紙幣はかなり枚数が多く、それなりに細かく両替をされているようだった。とりあえずベトナム・ドンの桁の大きさに驚く。

「タクシ〜」という呼びかけが聞こえた。空港からホーチミン市内へはタクシーで行こうと考えていたが、事前情報ではぼったくり等の被害が多発しているらしく、ガイドブック通りタクシークーポンを購入することにしていた。タクシー案内所でどのように伝えるべきか迷った挙句「サイゴン駅へ行きたい」と伝え、理解したのかしていないのか、20万ドンを支払いタクシークーポンを購入。アオザイ姿の女性に導かれ、タクシー乗り場へ向かう。1台のトヨタ車のタクシーがやって来た。

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(L)購入したタクシークーポン。改めて写真を見ていると、Ga Sài Gòn(サイゴン駅)と記入されている。
(R)乗り込んだMTのタクシー。ボラれるおよそ30分前。

走行中適当なベトナム語で絡んだりと和やか〜に時間が過ぎていたが、いざホーチミン市内に到着しタクシークーポンも買っているし大丈夫だろうと車を降りようとすると、「Toll!Toll!」と言いながら金を払え的なことを言ってきやがった。出発時にクーポンを渡したのにメーターを弄ってやがったのでおかしいと思ったが、自分自身も言い返す言葉を持っていないのでどうすることもできない。運転手が話している言葉が完全に理解できわけではないが、どうやら空港まで引き返すための金50万ドンを払えと言っているようだった。50万ドン、およそ5,000円ほど。あまりに鬱陶しいし、喧嘩沙汰になってはいけないと、仕方なく50万ドンを渡した。車から降りる際にしつこくマッサージを勧めてきたり、「カメラ!カメラ!」と言いながら記念写真撮ってやるよ!と迫ってきた。今考えると悪い人ではなかったかもしれないが、この時はとにかくこの場から離れたい一心と、こいつが悪いやつか良いやつか信じられなくてすぐに飛び出した。雨の中、僕はベンタイン市場の横に降り立った。

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雨のホーチミン市内。右手時計台のような建物がベンタイン市場。

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ノンラー(葉傘)を被るベトナムのおばちゃん。雨の中、何してるの。僕も。

ベンタイン市場の前はロータリーのような道路で、想像以上にバイクの大群が走り回っていた。ノンラーと呼ばれる藁で出来たベトナム伝統の葉傘を被ったおばちゃんがいた。そのおばちゃんの側でバックパックを下ろす。下にゴキブリの屍体が落ちていたけどどうでもいいや。雨具を装備し、さてここはどこかとガイドブックの地図を確認する。ベンタイン市場、その目の前の広場にある像、グランドホテルがあって…大体今自分がいる場所が掴めてきた。

この後どこに行くか、何をするか等何も決めていない。ボラれた後のこの孤独感…無性に虚しくなる。嘆いていても仕方がない。地図に「ベトナム航空オフィス」の文字を見つけた僕は、ひとまずリコンファームの件を処理すべく、ホーチミン市内を歩き始めた。あー、雨が鬱陶しすぎる。

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雨の中、ホーチミン市内をトボトボと歩く。ベトナムといえばカブだけど、本当にカブだらけ。中にはシャリーなんかも。

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雨の中でも走り回るバイク達。男性も女性も、雨具も当たり前のように装備。


地図通りベトナム航空オフィスがあるビルを目指す。ベンタイン市場から歩くこと20分、地図にも記載されている「SAIGON CENTRE」という商業施設を発見。トイレも兼ねて入ってみたが、ベトナムらしからぬ綺麗なビルで驚いた。

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街の交差点には道路の名称が記された看板があり、何とか迷わず散策できた。

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(L)ようやく到着したベトナム航空オフィス。(R)雨具を共有する男性3名。

ベンタイン市場から歩く事約40分。ベトナム航空オフィスがあるビルに到着。ビルに入ると受付があり、そこで「ベトナムエアライン?」と受付の男性に聞くと「16Fです。」と教えられた。16Fまで上がるとベトナム航空のオフィスがあり、さらにその目の前にANAのオフィスもあった。

オフィスに入ると整理券を取れと言われ、整理券を取って大人しく待っているすぐに呼ばれた。早速青色のアオザイを着たカウンターの女性にEチケットを見せながら「リコンファーム…」と言うと、「OK,OK」と言ってパソコンを操作し始めた。「Hotel?」と聞かれ、予約等していなかったのでガイドブックに掲載されてた適当なホテルを指差すと、「Room Number?」と思いもよらないツッコミが。「No…」と答えると呆れた顔で笑われたが、「OK?」と聞くと大丈夫そうだった。パスポートの査証欄に判を押し、そこに出国日を記入してもらった。

本来なら空港に到着してリコンファームをするのが普通だろうけど…まぁいいや。今でも査証欄に書かれたその文字と判は宝物だ。あと、受付の女性があまりに人事のTさんに似ていた。

オフィスを出てエレベーターで1Fに降りる。受付の男性にお礼を言い、再び雨のホーチミンに繰り出した。雨避けのカバーを3人で共有しながら歩く男性を目撃。ようやく旅が面白くなってきた。

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(L)少しお腹が空いてきた頃…ん?(R)お粥の屋台を発見。早速指差しで注文してみた。

自転車を改良した屋台が目の前を通り過ぎて行った。屋台という呼び方が正しいかどうかは微妙だけど、何やら美味しそうな湯気が立ち上っている。何を提供しているのか、それと値段も分からないまま、指差しで早速注文。おばちゃんは発泡スチロールの容器にお粥を入れ、時折「入れる?」という仕草を交えながら具合が盛り付けられていく。台湾の夜市を思い出す光景だ。ハサミで鶏肉を切っていくおばちゃん。様々な具材が盛られていき、最後にレモンか柚子かすだちのような、とにかく何かの柑橘類が絞られて完成。容器の蓋をギュッと閉め、スーパーの袋にスプーンと爪楊枝を一緒に入れてくれた。お金を払う際いくらか分からなかったので「How much?」と聞くと、おばちゃんが2万ドン紙幣を見せてくれたのでその金額を支払った。

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ベトナム 鶏のお粥(チャオ)

雨が降り、少し体が冷えた中で食べるこのお粥は最高に美味しかった。僕が注文している時も別のお客さんが来たりと、中々の繁盛ぶりだった。バックパックを下ろし、レストランっぽい建物の前でウ⚪︎コ座りしながら食べたアジアの味は忘れることができない。

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(L)道端で食べる。雨の中、三脚を立ててわざわざ撮影した。(R)ベトナムらしからぬ女性2人組が歩いていた。


お粥は思いの外ボリュームがあった。再び歩き始めると、途中でお粥を売っていたおばちゃんをまた見かけた。目を合わせると笑ってくれた。

三輪車に跨ったゴミ収集のおじさんが通りのシャッターに向かって何かを言っている。そうしているうちにシャッターは開けられ、三輪車のままシャッターの内側へと入っていった。

雨のホーチミン。ベトナムらしからぬ綺麗な女性の2人組が商店街を歩いて行った。

| @way The Vietnam Road.(12/09/15-17) | 19:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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